2012年05月28日 |
有機顔料中のPCB調査「50ppm超は不検出」経産省など3省 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省、経済産業省、厚生労働省 |
経産、厚労、環境の3省は28日、有機顔料中のPCB(ポリ塩化ビフェニル)含有量を調べるため、製造・輸入事業者41社、延べ98品目を対象に第一次実態調査を実施した結果、国際条約で定められている規制値、50ppmを超える品目は新たに見つからなかったと発表した。 含有量の内訳は、不検出:25品目、0.5ppm以下:16品目、同0.5超~25:55品目、同25超~50:2品目、同50超:0品目だった。 前回(今年2月)の化成品協会の報告では、同協会が自主的に分析調査したところ、50ppm超の有機顔料製品が7品目見つかった。このため当局ではこの7品目について2月13日付で生産を停止し、自主回収するよう行政指導を行った。 |