2012年05月28日
科学技術機構など4機関、「電子学術プロジェクト運営」へ覚書
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)、情報・システム研究機構国立情報学研究所(NII)、国立国会図書館(NDL)の4機関は28日、国内電子学術コンテンツへの永続的なアクセスを可能にする「ジャパンリンクセンター(JaLC)プロジェクト運営に関わる覚書」を締結したと発表した。

日本における科学技術・学術情報の主要な情報提供機関および研究機関である4機関は、日本国内で発行される学術コンテンツの所在情報を一元的に管理し、それらの相互リンクを可能にする仕組みとしてJaLCを立ち上げた。JaLCは今年3月に国際DOI財団から世界で9番目(日本では唯一)のDOI登録機関に認定された。

今後、4機関を中心に日本の学術コンテンツの発行・提供・流通に関わっている各機関の参加を求め、日本におけるDOI(デジタルオブジェクト識別子)の普及によって国内および海外の情報サービスの利便性向上と国内学術コンテンツの国際的流通の促進を図っていく方針である。