2012年05月29日
旭硝子、軽量・強化特殊ガラスを開発、発売へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子
新製品 Leoflex(レオフレックス)

旭硝子は29日、化学強化された特殊ガラスの新製品「Leoflex(レオフレックス)」を開発したため、6月1日から発売すると発表した。

通常のソーダライムガラスに比べて強度に優れ、薄くして割れにくいことから、ガラスの大幅な軽量化が可能となる。

このほど高砂工場(兵庫県)に生産ラインを設けた。

「ガラスの場合、強度は厚さや用途によって異なるため、数字で表示しにくいですが、太陽電池のカバーガラスに使用していただいた一部ユーザーからは、従来品の厚さ3.2ミリのガラスが0.8ミリでよくなったと評価してもらっています」(広報部)。厚さと重さが4分の1になった計算だ。

今後はガラスの軽量化ニーズに対応した製品として、屋根などに荷重制限のある建物への太陽光パネルの設置や照明設備に最適としている。軽量化の特徴を生かした新しい市場の開拓も目指す。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1338270377.pdf