2012年05月30日
昨年度の塩ビ管リサイクル率、63%に上昇
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:塩化ビニル菅・継手協会

塩化ビニル管・継手協会(加盟11社)の発表によると、全国規模で展開しているマテリアルリサイクル活動が進み、2011年度のリサイクル率は過去最高の63%となった。前年度の58%から5ポイント上昇した。

パイプ・継手の廃棄量の32,000トンに対して、リサイクル量20,264トンで、リサイクル率は63%となった。

2011年度にリサイクル処理を引き受ける産廃事業者を募ったところ、新たに15社から応募があった。
月間100トン以上の回収能力を持つ大手業者がこのうち2社(神奈川県、福岡県)含まれていた。全国の受け入れ拠点は一挙に70カ所から85カ所に増え、これがリサイクル活動の成果につながった。

今後も震災復興事業の本格化に伴い、新規のパイプ・継手需要とともに、撤去材や端材などリサイクル対象となる処理品の増加が見込まれている。