2012年05月30日
三井化学、大竹地区「アーレン」設備が操業再開
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は、岩国大竹工場(山口県)の事故後、発災プラント(レゾルシン及びサイメン)を除く全プラントについて、残液処理など再開に向けた作業を進めているが、このうち、大竹地区にある変性ポリアミド「アーレン」製造設備がこのほど稼働を再開した。29日付の同社のホームページ(第10報)で発表した。

これにより大竹地区に立地する「アーレン」、「ペリクル」(防塵用超極薄膜)、ガスパイプ、一部の「触媒」及び用役プラントなどが稼動を再開した。

なお、岩国地区では5月中旬から6月末まで安全点検を兼ねた定修作業に入っており、同地区のプラント立ち上げは7月以降となる見込みである。