2001年01月18日
雪印乳業、伊藤忠商事、ヤヨイ食品3社が「冷凍食品で業務提携」
「共同持株方式」も視野に生産委託、共同開発など競争力強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:伊藤忠商事

 雪印乳業、伊藤忠商事、ヤヨイ食品3社は18日、冷凍食品事業で業務提携することで合意し、覚書に調印したと発表した。冷凍食品のマーケット規模は約8,500億円あり、毎年順調な伸びをみせているが、一方では新規参入もあって競争は激化している。
 このため3社は提携によりブランド力、流通・販売力、原材料調達力、商品開発力、生産力などを強化していくことにした。
 3社は当面、冷凍食品事業の基盤強化に向けて「原材料の共同購入」「共同商品開発」「生産の相互委託」などを実施していく方針だが、将来は共同持株会社方式により事業統合を図ることも視野に入れて協議、検討していくとしている。