2012年05月31日 |
農水省、農薬の適正使用の総合的な推進事業に着手 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は、農薬使用者等への農薬の適正使用・管理の徹底に向けた取り組みおよび作物残留性試験の科学的信頼性向上に資する研修等を支援するため、近く、農薬の適正使用等の総合的な推進事業に着手する。 これは、安全な農薬の供給および適正な使用の確保を通じた農畜水産物の安全の確保を図るのが狙い。 具体的な取り組みとして、 (1)農薬使用者や農薬販売者への講習・指導及び農薬適正使用アドバイザーの育成 (2)農薬の飛散状況、農作物及び土壌等への残留状況等の調査及び分析機器の整備への支援 (3)土壌調査やモニタリングによる実態把握を通じた原因究明及び残留防止対策の評価・検証の実施 (4)埋設農薬の処理に係る行動計画等の管理 などを実施する。 また、作物残留性試験の信頼性確保に係る適正実施に向けた試験従事者等への研修も実施する方針である。 |