2012年06月04日 |
旭化成、中国の管理会社を「投資性公司」に形態変更 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は4日、中国事業を拡大していくため、上海市に投資性公司、「旭化成(中国)投資有限公司」を設立し業務を開始したと発表した。 投資性公司とは、中国で外資系企業が子会社を統括・支援していく会社形態のことで、中国内グループ企業への投資や製品の販売・R&Dが容易となるなど、より広範な事業展開が認められている。 旭化成は2007年、上海市に「旭化成管理(上海)有限公司」(資本金:300万米ドル)を設立し、主に現地法人の事業インフラや営業活動支援などを行ってきた。 だが中国内の子会社数がグループ会社も含めて約20社と増え、同国内での事業活動の重要性が一層高まってきた。このため、会社形態を投資性公司に変更した。 オフィスの住所や役員・従業員などは従来と変わらず、資本金を3300万米ドルに大幅増資した。今後は事業範囲を拡大していく方針だ。 【投資性公司の概要】 ◇名 称 :旭化成(中国)投資有限公司(英語名称:Asahi Kasei (China) Co., Ltd.) ◇所在地 :中国上海市淮海中路999 号 ◇代表者 :董事長総経理 熊谷治彦(前 旭化成管理(上海)有限公司董事長総経理) ◇資本金 :3300 万米ドル ◇出 資 :旭化成 100% ◇業務範囲 :投資業務、間接業務支援、販売業務、R&D など ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1338784288.pdf |