2012年06月05日
経産省、「世界の石油化学製品需給」アジア市場伸び大きく
【カテゴリー】:行政/団体(経営)
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省化学課は5日、2010-16年を見据えた「世界の石油化学製品の今後の需給動向」を発表した。世界景気に減速感はあるものの、需要は中国、インドを中心としたアジア地域で引き続き伸長が見込まれる。一方、生産面でも中東、中国、インドを中心に新増設計画が相次ぎ、今後、これらの市場が世界全体に与える影響はさらに大きくなると予測している。

同予測データは、製造産業局化学課(宮本昭彦課長)を事務局とし、石油化学メーカー、金融機関、商社など17氏で構成する「世界の石油化学製品需給動向研究会」を中心に調査・分析してまとめた。

エチレン系誘導品の世界の需要は、2010年の120.9百万トンから、16年には36.6百万トン(4.5%)増の157.5百万トンとなる見通しだが、増加する36.6百万トンの内訳は中国とインドが大半を占める見込み。

また、この間の日本のエチレン系誘導品の需要の伸びは0.7%にとどまると分析している。

ニュースリリース参照

<世界の石油化学製品の今後の需給動向>

その1
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1338885849.pdf

その2
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1338885849.pdf

その3
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1338885849.pdf

その4
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1338885849.pdf