2001年01月17日 |
発泡スチレンシートの昨年の出荷、前年を2.8%下回る |
ラミ用は健闘して前年並み、単体が低迷 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
発泡スチレンシート業界筋の調べによると、同シートの昨年12月の総出荷量は1万2,440トンとなった。前年同月を2.2%下回っている。うち、単体が8,860トン(前年同月比94.0%)、ラミ用が3,860トン(同106.5%)となっている。 この結果、昨年の総出荷数量は13万5,780トンとなった。前年の実績は13万9,710トンであったので、昨年は2.8%減少したことになる。 内訳は、単体(トレー反と一般反)が9万5,390トン(前年比95.9%)、ラミ用(ラミ丼とラミ一般)が4万390トン(同100.4%)となっている。つまり、ラミ用は健闘したが、単体が全体の足を引っ張ったというわけ。もっとも、単体の減少は容器リサイクル法の本格施行に伴って同トレーについても他の容器包装材同様に薄肉化が始まったことによる面がかなり影響していると分析する向きが多い。 なお、97年の総出荷数量は14万3,040トン、98年は14万3,440トンであった。 http://www.c-nt.co.jp/data/EPSsheet/2000psp.html">2000年発泡スチレンシート出荷実績(表) ※iモードではご覧になることが出来ません。 |