2012年06月08日
三菱化学、LIB原料のエチレンカーボネート設備 大幅増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は8日、リチウムイオン二次電池(LIB)の需要増加に対応するため、鹿島事業所(茨城県)で原料となるエチレンカーボネート(炭酸エチレン)の生産能力を増強すると発表した。

現有年産3,000トン設備を約2.7倍の同8,000トンに拡大する。2012年6月に着工し、13年9月完成の予定。
投資額は非公開。

LIBは携帯電話、パソコンなどの民生用途を中心に国内、アジア市場で需要が伸びているが、今後は車載用としても急速な成長が見込まれている。

このため同社は鹿島事業所の生産能力をさらに増強することにした。

同社はエチレンカーボネートで現在国内シェアの約50%を保有している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1339132547.pdf