2012年06月11日
農水省・シンポ「ゲノム情報を活用した新品種開発の最前線」
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、農業生物資源研究所との共催でシンポジウム「ゲノム情報を活用した作物の新品種開発の最前線」を7月23日13時に東京都文京区の東京大学伊藤国際学術研究センターで開催する。
参加費は無料。定員500人(要事前登録)。

同省では、平成20年度から推進している「新農業展開ゲノムプロジェクト」が最終年度を迎え、今後の農業の成長産業化に大きな貢献が期待される多数の成果が生まれていることから、ゲノム情報を活用したイネを中心とした作物の新品種開発技術の最新の研究成果を紹介するとともに、現場に直結した品種開発や次世代ゲノム研究に関する今後の展開方向を検討するシンポジウムを開催する。

講演は、「病気に強く、おいしいコメをつくるには/究極のDNAマーカー育種」、「より安全で安心なコメ作りのために/イネを用いた環境浄化と重金属を吸わないイネ品種開発」、「遺伝子の働きを知って、作物の免疫力を高める!」、「ゲノミクスは作物育種をどこまで変えられるか」―など8件。

また、「新農業展開ゲノムプロジェクトの成果を今後の作物新品種開発にどう生かすか」をテーマにしたパネルディスカッションも行われる。

問い合わせ先は、農林水産会議事務局研究開発官室(TEL:03-3502-7435)。