2012年06月12日
生物研、遺伝子組換えイネの栽培実験をスタート
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省の農業生物資源研究所は12日、遺伝子組換えイネ(複合病害抵抗性イネ)を茨城県つくば市の農業環境技術研究所における隔離ほ場で田植えを行い、栽培実験計画をスタートさせた。

今回の栽培実験は、作製した遺伝子組換えイネの栽培特性及び複合病害抵抗性を野外で評価し、多数の系統から最も良好な形質のものを選抜するとともに、生物多様性影響評価のデータを収集するために行う。

栽培実験は、今年10月の草丈の調査及び収穫だけでなく、今年10月から来年3月まで越冬性の調査も行う予定である。