2012年06月14日

日本触媒、ユミコアと合弁で国内に自動車排ガス触媒会社

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：日本触媒

日本触媒は14日、ベルギーの大手機能材料メーカー、ユミコア社と自動車用排気ガス浄化触媒を事業化するための合弁会社を設立すると発表した。同日、大阪で調印式が行われた。ベルギーのフィリップ皇太子が出席された。 合弁会社名は、社名を「ユミコア日本触媒（ Umicore Shokubai）」とし、2012年7－9月に設立の予定。今後細目を詰める。出資比率はユミコア 60％、日本触媒 40％。 本社を東京都港区青山に置く。 新会社は姫路市（兵庫県）に排ガス浄化システムの製造・研究開発拠点を設置する。ユミコアが北米、中国など世界各地に持つ営業拠点を使い、主に日系自動車メーカー向けに販売展開する。 【ユミコア社の会社概要】 ユミコア社は、世界有数の機能材料メーカーで、事業内容は（1)エネルギー関連材料（2）触媒（3）貴金属リサイル（4)パフォーマンス材料の4部門で構成。 最近は自動車触媒、リチウムイオン電池材料、太陽電池、燃料電池、貴金属リサイクルのクリーンテクノロジー分野に注力している。2011年のグループ売上高は約145億ユーロ（金属地金を除くと23億ユーロ）、従業員数は約14,600人。 ニュースリリース参照 ユミコアと日本触媒自動車触媒事業で合弁設立 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1339650947.pdf Umicore and Nippon Shokubai form automotive catalyst joint venture http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1339650947.pdf