2012年06月14日
経産省・4月のエチレン換算輸出入 出超幅が縮小
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省化学課は14日、4月のエチレン換算輸出入実績を発表した。
前月比輸出が減少し輸入が増加した結果、出超バランスは2011年7月以来の10万トン割れとなった。

4月のエチレン換算輸出量は、前月比▲8.9%(前年比2.6%増)の156,500トン。
輸出比率は33.7で、前月の36.5%から2.8ポイント低下した。

一方、輸入量は前月比11.5%増(前年比▲22.6%)の56,800トンだった。
輸入比率は前月の14.6%から15.6%へと1ポイント上昇した。

この結果、差し引きバランスは99,700トンの出超となり、前月の120,900トンから21,200トンに縮小した。

品目別にみると、輸出はポリスチレン、PVC、VCMを除く主要製品の大半が前月比マイナスとなった。
輸入は、エチレンで7,000トンの輸入があった。LDPEが24,000トンと前月並みだったほか、HDPE、ABS樹脂、EGなどが増加した。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1339655383.tif