2012年06月14日 |
三井化学、3月期業績予想を発表 岩国大竹の事故影響は60億円 |
【カテゴリー】:経営(人事/決算) 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は14日、先の決算公表時(5月10日)に未定としていた、2013年3月期(12年4月-13年3月)の通期連結業績予想を発表した。この中で、4月22日に発生した岩国大竹工場の爆発・火災事故が与える影響は約60億円との見通しを明らかにした。1株あたり配当金は中間期3円、期末3年の計6円を据え置く方針。 岩国大竹工場では事故を起こしたレゾルシンとその周辺プラントを除き現在、安全点検を兼ねた定修を実施中。大竹地区では一部稼動を開始したが、現在停止中の残りの全設備も7月中には再開したいとしている。 同事故が業績に与える影響については、今後のプラント稼動時期や補償、復旧費などにもよるものの、現在のところ生産・販売の減少などにより、営業利益で△30億円、また補償、撤去、復旧などにかかる費用として、特別損益 △30億円の計△60億円となる見込みである。 【三井化学・2013年3月期・通期(連結)予想】 単位:百万円 ( )は12年3月期実績 ◇売上高 1510000(1454024) ◇営業利益 32000(21564) ◇経常利益 29000(22884) ◇当期純利益 80000(△1007) ◇1株当たり純利益 7.99円(△1.01円) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1339656202.pdf (英文) Financial Performance Forecast for Fiscal 2012 (year ending March 31, 2013)・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1339656202.pdf |