2012年06月19日 |
電気化学工業、青海工場の自家発電所 取水量が増加 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は19日、青海工場(新潟県糸魚川市)の近くに持つ自家発電用流れ込み式水力発電所15カ所(合計出力11万KW)の1つ、大所川発電所の許可取水量増量が国交省及び経産省によって認められ、発電可能出力が増加したと発表した。 同発電所の許可取水量は7.374m3/秒から8.60m3/秒となり、発電可能最大出力が8,400KWから9,800KWへと17%増加した。年間約350万KWhの発電量増加となる。 これにより、以下の2つの効果が期待できる。 (1)豊水期に許可取水量が増加するため河川環境に影響を与えずに発電量を増やすことができる (2)水力発電はグリーンエネルギーのため、発電量増加は温室効果ガスの削減につながる。(今回の発電量増加による温室効果ガス削減量は、CO2換算で年間約1,500トンとなる見込み) 同社は、引き続き他の水力発電所でも許可取水量の増加や設備効率の向上、さらに新たな水力発電所の建設などによって発電量増強を図っていく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1340082082.pdf |