2012年06月20日 |
農水省、「農薬使用状況及び残留状況調査結果」を公表 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は、平成22年度に実施した農薬の適正使用・管理を確認するための「農薬使用状況及び残留状況調査」の結果を公表した。 それによると、農薬使用状況調査では、4745戸の農家に対する調査の結果、「不適正な使用」が見られたのは1戸(全体の0.002%)だけだった。昨年に引き続き、ほぼすべての農家で農薬が適正に使用されており、生産現場における農薬の適正使用についての意識が高いと同省ではみている。不適正の使用があった農家に対しては、農薬の適正使用について指導を行った。 一方、農薬の残留状況調査は、1437検体の農産物について残留農薬の分析を行った結果、2検体(ほうれんそう、にら)を除いて食品衛生法による残留基準値を超えていなかった。これは、ほとんどの農家が適正に農薬を使用していることを示していると同省ではみている。 |