2001年01月16日
プラ工連、樹脂の生産と輸出入実績見込みと予想をまとむ
生産に対する輸出比率は3-%台に、輸入も著しい伸び
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:日本プラスチック工業連盟

 日本プラスチック工業連盟はこのほど、わが国のプラスチック原材料の2000年の生産と輸出入並びに国内消費実績見込みと2001年の予想をまとめた。
 それによると、生産量は2000年が3%増、2001年が2.7%増と微増にとどまるが、輸出と輸入が大幅な伸びを遂げるとの見方になっている点が注目される。特に輸入は2000年が16.1%増、2001年が16.9%増と著しい伸びになるとの想定になっている。また、生産に対する輸出の比率は2000年が30%の大台に乗り、2001年がさらに拡大して31%になると予想されている。
 2000年の実績見込みと2001年の予想はつぎの通り。
 
 [1999年の実績]
 ▽生産量  =1,456万9,000トン(前年比103.5%)
 ▽輸出量  =  423万9,000トン(対生産比29.1%)
 ▽輸入量  =  112万トン(対生産比7.7%)
 ▽国内消費量=1,145万トン(対生産比78.6%)
 
 [2000年の実績見込み]
 ▽生産量  =1,500万トン(前年比103%)
 ▽輸出量  =  450万トン(対生産比30%)
 ▽輸入量  =  130万トン(対生産比8.7%)
 ▽国内消費量=1,180万トン(対生産比79%)
 
 [2001年予想]
 ▽生産量  =1,540万トン(前年比102.7%)
 ▽輸出量  =  479万トン(対生産比31%)
 ▽輸入量  =  130万トン(対生産比9.9%)
 ▽国内消費量=1,215万トン(対生産比103%)