2012年06月22日
5月の可塑剤生産実績、 復興需要いぜん見えず
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会は22日、5月のフタル酸系およびアジピン酸系可塑剤の生産実績を発表した。DOPが前年比8%増加したのを除き、いずれも前年実績を下回った。

「大きく見て、あまり変化しているという感じはない。用途別に軟質用の電線向けがやや出てきた気もするが、数字的に復興需要はまだ見えていない」と業界では、今後の需要回復に期待を募らせている。

【5月の可塑剤生産実績】 単位:トン ( )対前年同月比%

(フタル酸系)
◇合計   15,577 (99)
・DOP    11,638(92)
・DBP      87(66)
・DIDP      0(ー)
・DINP    3,486(74)
・その他    366(563)

(アジピン酸系)
◇生産合計   733(85)


(注)フタル酸系のその他にはイソフタル酸、テレフタル酸系を含む。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1340347825.xls