2012年06月25日 |
帝人ファーマ、岩国の医薬品試験棟を増設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、荒尾健太郎社長)は、グローバルな事業展開及び今後の新薬開発に向け、試験体制の整備・強化を図るため、医薬品の製造拠点である医薬岩国製造所(山口県岩国市)の医薬品試験棟を増設する。 投資額は約10億円を見込んでいる。今年7月に着工し、2013年6月に完成の予定である。 これは、(1)痛風・高尿酸血症治療薬剤「フェブキソスタット」(日本販売名:フェブリク錠)をはじめとする取り扱い品目の増加や新薬開発の強化などにより、医薬岩国製造所における医薬品の試験量は大きく増加していくことが予想される(2)現在の試験設備設置スペースだけでは、今後の「フェブキソスタット」のグローバル展開を見据えた増産や、新薬開発に向けた設備の新設を考えるには手狭になりつつあり、こうしたニーズに対応するスペース確保が課題であるーことから、医薬品試験棟を増設することにした。 増設する試験棟は、2階建て床面積672平方メートルで、試験設備の設置スペースを確保するほか、菌関連試験室の拡充や機能別政権質の設置を行う。 |