2012年06月26日 |
東ソー “安全な化学メーカー”へ改革指針 |
【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは26日、“2度と事故を起こさない”と誓った、「安全改革指針」を発表した。2011年11月の南陽事故を受けて、社長直轄の委員会が生産・設備・環境対策の現状を総点検し、“安全な化学メーカー”となるための指針を策定した。 まず、安全改革の達成目標として、以下の3項目を掲げた。 (1)2度とこのような事故を起こさない「安全な化学メーカー」となる。 (2)従業員が安心して働ける職場とする (3)地域住民をはじめ社会が信頼して付き合える会社になる。 また、これらの目標を達成するための指針を要旨次の通りまとめた。 ◇社長の決意 :社長は、安全が経営の根幹であることを再認識し、必要な経営資源を配分する。その決意を全従業員と共有する。 ◇安全文化の醸成 :安全活動の総点検を行い、全従業員が自ら考えて行動する。実効性の高い活動に変革する。◇情報の開示と活用 :事業所は緊急時には正しい情報を迅速・適切に地域住民に提供する。保安・事故情報は確実に有効活用する。 ◇教育・訓練の充実 :技術と安全の教育・訓練をより充実させ、理解度・習熟度に応じた教育システムを再構築する。 ◇継続的な改革、改善 :安全改革への取り組みを一過性のものとしないよう、全従業員が今回の事故を忘れず、この安全改革を継続的かつ確実に実行する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1340674837.pdf |