2012年06月29日
帝人、松山事業所の自家発電力の一部を四国電力に供給
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は29日、今夏に電力不足が懸念される四国電力に対して、松山事業所(愛媛県松山市)の自家発電(発電能力は毎時約5万8000kW)による電力を供給することを決めたと発表した。

実施期間は、四国電力の計画停電回避に向けて、電力不足が見込まれる7月2日から9月28日までの3カ月間で、最大で毎時1万4000kWの電力を供給する。

同社松山事業所では、節電効果に加えて、事業所内大型プラントの定期修理などによる使用電力の低下が見込まれるため、自家発電設備に一定規模の発電余力が生まれることから、電力不足が懸念される四国電力との間でこのほど電力供給契約を締結した。