2012年07月03日
エーザイ、欧州医薬品庁から抗てんかん剤の単剤療法で承認取得
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは3日、英国子会社のエーザイ・ヨーロッパ社が抗てんかん剤「Zonegran」(一般名:ゾニサミド)で、てんかん患者の部分発作に対する単剤療法の追加適応の承認を欧州医薬品庁から取得したと発表した。

これは、大日本住友製薬が創製した抗てんかん剤で、同社では2005年3月に成人てんかんの部分発作に対する併用療法として承認を取得していた。

欧州には約600万人、世界には約5000万人のてんかん患者がいるとされており、新たに診断された患者の3分の1以上が、てんかんの発作を十分にコントロールできていないと報告されている。同社は、てんかん領域を重点疾患領域と位置付け、各種てんかん剤を販売している。