2012年07月05日 |
富士フィルム、映画用フィルム値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは5日、映画用フィルムの安定供給を図るため、原材料価格の上昇に対応して製品価格の改定を実施すると発表した。9月3日出荷分から、現行価格に対して5%~35%の値上げをワールドワイドに実施する。 同社はこれまで原材料価格の高止まりや円高に対応するため、生産効率向上や経費節減などの合理化に取り組んできたが、最近はデジタル化の普及で映画フィルムそのものの需要が急減してきた。このため企業努力のみでのコスト吸収は困難と判断し製品価格への転嫁を決めた。 <値上げ対象製品> ・映画上映用カラーポジティブフィルム「ETERNA-CP」シリーズ ・映画撮影用カラーネガティブフィルム「ETERNA」シリーズ及びF64D ・デュープ用フィルム「ETERNA-CI」シリーズ ・デジタルインターメディエイト専用レコーディングフィルム「ETERNA-RDI」 ・サウンドレコーディングフィルム「ETERNA-RSN」 ・字幕・エンドロール用ハイコントラストパンクロマチックフィルム ・映画上映用白黒ポジティブフィルム ・映画撮影用白黒ネガティブフィルム ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1341460533.pdf |