2012年07月05日 |
双日、ブラジル・ブラスケム社から植物由来樹脂の販売権取得 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:双日 |
双日は5日、100%子会社の双日プラネット(本社:東京都港区、田中勤社長)が、南米最大の化学メーカーであるブラスケム社(BraskemS.A.本社:サンパウロ)から、サトウキビ由来のバイオ樹脂「グリーンポリエチレン」の販売代理権を獲得したと発表した。 日本国内のほかアジア・オセアニア地域でも販売し、3年後には年間取扱量2万トン規模を目指す。 双日プラネットは、合成樹脂の販売・加工に多くの実績を持ち、今回の「グリーンポリエチレン」にもこれらの経験を活かして、樹脂から加工製品までのサプライチェーンを構築していく方針。 双日とブラスケム社は、合成ゴム原料ブタジエンや、ハイオクタンガソリンの添加剤となるバイオマス燃料「バイオETBE」分野で実績がある。また、ブラスケム社の親会社、オーデブレヒト社とともにバイオエタノールメーカーとして世界最大級のエー・テー・アガー・ビオエネルジア(ETH社)に出資している。 今回のグリーンポリエチレンの一部も、ETH社のバイオエタノールを原料として使用している。 |