2001年01月15日 |
フラットヤーンの輸入、昨年11月は前年並に |
1月以降の累計は前年の9%増の6万3,000トン |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本フラットヤーン工業組合がこのほど集計したところによると、フラットヤーン製品の昨年11月の輸入通関数量は正味重量ベースで4種(クロスシート、フレキシブルコンテナー、土能、その他の袋)の合計で6,715トンとなった。前年同月比は100.8%である。この数年、フラットヤーン製品の輸入数量は拡大の一途をたどってきたが、11月はめずらしく前年並みの水準にとどまった。 もっとも製品の種類によって前年比はかなり異なる。クロスシートは1,489トンで前年同月比は117.8%、また、フレキシブルコンテナーは3,11トンで同110.4%と引続き高い伸びになっている。反面、土のうは822トンで同71・1%、その他の袋は1,293トンで同91.0%にとどまっている。 この結果、1月から11月までの累計は6万3,312トンとなっている。前年同期比は109.0%である。11月はともかくとして昨年も国産メーカーは輸入品によって厳しい立場に立たされ続けたということになる。 4品目の累計は次の通り。かっこ内は前年同期比。 [クロスシート] =1万2,159トン(116.6%) [フレキシブルコンテナー]=2万8,436トン(114.6%) [土のう] = 9,112トン( 94.8%) [その他の袋] =1万3,605トン(102.5%) |