2012年07月06日

帝人化成、高付加価値フィルムの製膜設備を新設

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：帝人化成

帝人化成（本社・東京都千代田区、福田善夫社長）は、多様化・高度化するユーザーニーズに対応して、高付加値フィルムなど高い光学特性を有した樹脂加工製品の製膜を可能にした製膜設備を帝人松山事業所内に設置する。 製膜能力は年産100万平方メートルで、今年8月に稼働開始を予定している。 今回導入する製膜設備は、独自の設計によって、業界最高レベルの高い平滑性や表面外観特性を持つフィルムの製膜が可能なだけでなく、ポリカーボネートだけでなく、アクリルなど様々なポリマーを用いたフィルムの製膜が可能である。 この設備を導入することで、高い透明性や耐熱性、ガスバリア性が要求されるタッチパネル向け透明導電性フィルムや自動車内外装の塗装レス・メッキレスを可能にするフィルムなど幅広い分野での新製品開発が期待される。 また、少量生産でも対応できるため、顧客に対するクイックレスポンスも可能となる。