2012年07月09日 |
6月エチレン生産46万トン 稼動率80%切る 化学課 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は9日、6月のエチレン生産量はさらに落ち込み、前月比6.4%減の46万0800トンになったと速報値を発表した。合成樹脂など中国向け輸出の落ち込みなどから、前年同月比では12.1%の大幅減産となった。 定修プラントは三菱化学・鹿島1号機と丸善石油化学・千葉の2プラント。丸善石油化学は6月22日に立ち上げた。ほかに昭和電工・大分工場にトラブル停止があったが6月9日付で再開。 エチレンプラントの平均稼動率は79.4%(前月は86.1%)で、“採算ライン”といわれる80%台を切った。 エチレン稼動率が80%を切ったのは、リーマンショック後の2009年3月(74.1%)以来となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1341815362.tif |