2012年07月17日 |
経産省、ベトナム商工省と「化学物質管理の強化」で協力覚書 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は17日、ベトナム商工省との間で「化学物質管理の強化に関する協力覚書(MOC)」を締結したと発表した。15日に柳沢光美副大臣がベトナムを訪問し、グエン・ナム・ハイ商工副大臣との間で署名を行った。 アジア地域では、企業が国境を越えたサプライチェーンを構築していく上で、化学物質に対する各国の制度を調和していくことが重要な課題となっている。 このため、経産省ではアジアにおける化学物質管理制度の調和を目指す「アジアン・サステイナブル・ケミカル・セーフティー」構想の一環として、政策対話や技術協力プロジェクトを通じて、ベトナムにおける効率的な化学物質管理制度の構築を支援する。 具体的な活動内容として、 (1)リスク評価・リスク管理に基づく化学物質管理のための実施計画の開発 (2)化学品法の実施をサポートするためのデータベースシステム、化学物質のリストの開発 (3)政府及び産業界のリスク評価・管理の能力を強化するためのトレーニングコース提供 などを実施、推進する。 |