2012年07月18日
富士フィルム、医用画像データの安全保管システム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは18日、医療機関の診断画像をデータセンターで保管し、災害時にも画像データが安全・確実に保管できる「SYNAPSE(シナプス)」向けクラウド型データストレージシステムを開発したと発表した。

今秋から富士フイルムメディカル(平井治郎社長)が保管サービスシステムとして提供開始する。

厚労省は2010年2月、診療録に類する情報の医療機関外での保管を認める決定を行なったが、一方では受診患者の個人情報保護や保管システムの技術上の問題があり、画像データ管理はあまり進んでいかった。

同社が展開する新システム「SYNAPSE +STORAGE」は、「SYNAPSE」で管理する画像データを富士フイルムのデータセンターにバックアップするサービス。CTなどの各モダリティで撮影された画像データは、「SYNAPSE」に保管され、同時に各種のガイドラインに準拠したデータセンターにも自動的に保管されるようになる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1342576039.pdf