2012年07月20日 |
「森林関係の地球温暖化対策を考える会」が非常事態宣言 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省・林野庁は20日、「森林関係の地球温暖化対策を考える会」(座長・岡田秀二岩手大学教授)の決議文「日本の森林非常事態宣言」を公表した。 宣言は、「日本の森林が非常事態にあり、森林が地球温暖化防止などの重要な機能を発揮し続けるために、国、地方、国民一人ひとりがそれぞれの役割を果たし、次の点を急ぎ実行しなければならないことを宣言する」としている。 具体的には、 (1)必要な森林整備・保全を行い、大気中のCO2の吸収量3.5%を確保するとともに、将来にわたって大気中のCO2温度の維持・低減をすること (2)住宅、家具、バイオマスエネルギー等で国産材を最大限に活用し、CO2排出抑制の役割を果たすこと (3)温暖化対策として違法伐採問題に対処するため、輸入材の合法性証明を一層厳格に行うこと ーを求めている。 |