2012年07月23日
東ソー、日本ポリウレタンを完全子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー

東ソーは23日、保土谷化学工業から日本ポリウレタン工業(本社:東京都港区、濱田治社長)の保有株式を譲り受け、完全子会社化したと発表した。

日本ポリウレタンは1960(昭和35)年の設立で資本金115億円。

東ソーは2006年4月から日本ポリウレタンを子会社化し、直前には80.28%を所有していたが、「ビニル・イソシアネート・チェーン」を強化し、より効率的に運営していくためには100%子会社化したほうが得策と判断。今月17日付で保土谷から残り全株を譲り受けた。

日本ポリウレタンは現在、東ソー南陽事業所(山口県)エリア内にウレタン原料であるMDI年産40万トン、TDI同2万5000トン設備を持つほか、イソシアネート誘導品事業を展開中だが、東ソーは100%子会社化したことで一体運営が可能となった。

なお東ソーは、保土谷化学(本社:東京都中央区)の株式の33.4%を所有する筆頭株主である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1343016898.pdf