2012年07月23日
6月の可塑剤生産実績、軒並み前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会は23日、6月及び上期のフタル酸系・アジピン酸系可塑剤生産・出荷実績を発表した。
DOP、DIDP、DINPなど主要製品の生産は軒並み前年比マイナスだった。
上期ベースでは、電線用コンパウンドや電線被覆向けが主用途のDINPが104%と増加した。
「壁紙や床材など建築分野向けがまだ回復していない。復興需要は見えていない」と、業界では今後の回復に期待を寄せている。

【6月の可塑剤生産実績】 単位:トン ( )対前年同月比%
(フタル酸系)
◇合計   16,548 (82)
・DOP    10,812(78)
・DBP       90(141)
・DIDP      0(ー)
・DINP    5,616(91)
・その他     30(231)
(アジピン酸系)
◇生産合計   1,392(83)


【上期(1-6月)の生産実績】 単位:トン ( )対前年比%
(フタル酸系)
◇合計   108,666 (98)
・DOP    69,708(95)
・DBP       659(96)
・DIDP    1,527(97)
・DINP    34,784(104)
・その他    1,988(100)
(アジピン酸系)
◇生産合計   7,526(89)


(注)フタル酸系のその他にはイソフタル酸、テレフタル酸系を含む。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1343009619.xls