2012年07月23日 | |
旭化成エレクト、世界最小「3軸電子コンパス製品」発売 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成エレクトロニクス |
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旭化成エレクトロニクス(AKM=本社:東京都千代田区、鴻巣誠社長)は23日、携帯機器向け3軸電子コンパスの新製品「AK8963C」を発売したと発表した。 同社は2003年に世界初の携帯機器向け3軸電子コンパスの量産出荷を開始した。また、自動キャリブレーションなどのソフトウエアや評価装置、技術サポートの重要性にも着目し、ハードとソフトを一体としたソリューションビジネスを展開してきた。 今回発売した3軸電子コンパスには、以下の特徴がある。 (1) 世界最小クラスの小型化と薄型化を実現した。 (2) 磁気センサをワンチップで構成しており、大量生産が可能となる。 (3) 磁気測定範囲が広いため、過酷な磁場環境にあるプリント基板上での電子コンパスのレイアウトの制約を緩和し、機器設計の自由度を向上させている。 今後、スマートフォンやタブレット型端末の、歩行者ナビゲーションや拡張現実アプリケーションなどに用途を開拓していく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1343022018.pdf |