2012年07月26日
協和キリン、パーキンソン病治療剤を発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは26日、パーキンソン病治療剤「アポカイン皮下注30mg」(一般名:アポモルヒネ塩酸塩水和物)を7月27日から発売すると発表した。

アポモルヒネ製剤は、米国、英国、フランス、ドイツを含む20カ国以上でパーキンソン病治療剤として承認されており、協和キリンでは英国の医薬品会社ブリタニアファーマシューティカルズ社と、日本及びアジアの一部での独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を2006年2月に締結していた。

協和キリンでは、「アポカイン」がパーキンソン病の薬物療法に、オフ症状を一時的に速やかに改善するレスキュー療法という新たな治療選択肢を提供する有用な薬剤となり得ると判断している