2001年01月12日
フラットヤーンの出荷、昨年11月は前年の97.8%に
1~11月の累計は前年の横並びの5万1,862トン
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 日本フラットヤーン工業組合の集計によると、同組合加盟メーカーによるPP製ならびにHDPE製のフラットヤーンの昨年11月の出荷量は3,829トンとなった。前年同月比は93.3%である。うちPP製品は1,619トンで前年同月比は97.1%、HDPE製品は2,210トンで同90.6%となっている。HDPE製品の不振が特に目立つ。
 同組合では、このほかアウトサイダー分が両品種合計で980トンあったと推定している。これを含めると、同月の総出荷量は、4,809トンとなる。前年同月比は97.8%ということになる。うち、PP製品は2,159トンで同99.2%、HDPE製品は2,650トンで同96.8%である。
 これに伴う1月から11月までの累計はインサイダー分とアウトサイダー分とを合わせて5万1,862トンとなる。前年同期比は100.7%である。うちインサイダー分は4万2,942トンで同98.4%、アウトサイダー分は8,920トンで同113.5%となっている。
 インサイダー分の内訳は、PP製品が1万7,345トンで同96.4%、HDPE製品が2万5,597トンで同99.7%となる。アウトサイダー分はPP製品が5,540トンで同102.8%、HDPE製品が3,380トンで同136.8%となる。