2012年07月27日 |
エーザイ、ファースト・クラスてんかん剤 世界初のEC承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:エーザイ |
エーザイは27日、英国子会社のエーザイ・ヨーロッパが、AMPA受容体拮抗剤「Fycompa」(一般名:ペランパネル)について12歳以上のてんかん患者の部分発作に対する併用療法として承認を欧州員会(EC)から得たと発表した。 ファースト・イン・クラスの抗てんかん治療剤として、世界で初めての承認となる。 これは、エーザイが創製した高選択的、非競合AMPA型グルタミン酸受容体拮抗剤である。てんかん発作は神経伝達物質であるグルタミン酸により誘発されることが報告されており、本剤はシナプス後AMPA受容体のグルタミン酸による活性化を阻害し、神経の過興奮を抑制することで、てんかん発作の抑制効果を発揮する。 今後、欧州各国で順次発売していく方針である。 |