2012年07月30日
6月の鉱工業生産速報 3カ月連続の低下、基調「横ばい傾向」
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は30日、6月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値を発表した。

生産は前月比0.1%低下の92.1、出荷は11.5%低下の93.7だった。生産は3カ月連続のマイナス。

製造工業生産予測調査によると、7月は前月比4.5%の上昇、8月は同0.6%の低下となった。

基調判断は、前月の「生産は持ち直しの動きで推移している」から「横ばい傾向にある」に修正した。

主要産業のうち、化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.1%上昇の85.5、出荷2.3%低下の83.2、在庫0.6%上昇の101.1、在庫率は7.7%上昇の123.3だった。生産は2カ月ぶりの上昇、出荷は3カ月連続のマイナス。

プラスチック製品工業は生産が前月比0.5%低下の88.4、出荷1.4%低下の87.3、在庫0.0%の96.0、在庫率は6.5%上昇の113.0だった。生産は3カ月連続、出荷は2カ月連続のマイナスだった。