2012年08月02日
東ソー・第1四半期 純損失27億円 南陽影響大きく
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:東ソー

東ソーが2日発表した、2012年4-6月期連結決算は、世界経済の減速による需要低迷と、昨年11月に発生した南陽事業所第二VCMプラント事故の負担が大きく、収益が大幅悪化した。最終損益は27億円の赤字で、前年同期に比べて90億円の減益となった。

石油化学事業ではオレフィン系製品が定修により生産・出荷とも減少したが、クロロスルホン化ポリエチレンやポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂などの高機能樹脂の出荷は堅調に伸びた。

第2四半期累計期間の連結業績予想を下方修正した。通期の見直しは行なっていない。

【東ソー・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高        150,502(△17.9)
◇営業利益      △1,759(ー)
◇経常利益      △3,605(ー)
◇当期純利益     △2,735(ー)
◇1株当たり純利益  △4.57円(10.51円)

【2013年3月期第2四半期(連結)予想の修正】単位:百万円 ( )前回予想
◇売上高      320,000(340,000)
◇営業利益      3,000(8,000)
◇経常利益        0(5,000)
◇当期純利益     △2,000(1,000)
◇1株当たり純利益   △3.34円(1.67円)


ニュースリリース参照
平成25年3月期 第1四半期決算短信
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1343881578.pdf

業績予想の修正
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1343881578.pdf