2001年01月11日
エチレンセンターの今年の定修、6プラントだけ
“4年定修”もあって昨年を大幅に下回る
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:三井化学、三菱化学

 わが国のエチレン装置のうち定期修理(定修)によって年内に運休するプラントは3社合計6基となることが明らかになった。
 4月初めから下旬にかけて出光石油化学が千葉工場で、また5月中旬から6月末までの間に三菱化学が鹿島(1号機と2号機の2基)と水島でそれぞれ1ヵ月内外の定修を実施、続いて7月に三井化学が千葉と大阪の両工場で約1ヵ月間運休して定修を行う予定となっている。例年数件を数える秋の定修は今年は計画されていない。
 昨年の定修・運休プラントは11基であったが、今年は大幅な縮小となる。これは、今年がもともと例年に比べて計画件数が少ない年であったのに加えて、定修の周期を延長していわゆる“4年定修”に移行するところが増えてきたことによるもの。
 なお、三菱化学・四日市事業所の年産27万6,000トン能力のエチレンプラントは12日をもって運転停止となり、この結果同社のエチレン設備能力は127万8,000トンとなる。

http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/shutdown/2001ethylene>2001年エチレン定修予定表
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