2012年08月06日 |
三菱レ・ダイセル、たばこフィルター用アセテート・トウで提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン、ダイセル |
三菱レイヨンとダイセルの両社は6日、たばこフィルター用のアセテート・トウ事業で提携すると発表した。 三菱レイヨンが富山事業所(富山県)で展開しているアセテート・トウ事業を2012年10月1日付で分社化して新会社を設立し、ダイセルがこの新会社に35%出資する。 原料フレーク(酢酸セルロース)は引き続きダイセル網干工場から全量供給する。 三菱レイヨンが設立する新会社は「富山フィルタートウ株式会社」で資本金5000万円。従業員約100名。 たばこ用フィルターの需要はアジア、アフリカ、東欧などの新興国では伸長しているものの、国内では下降線をたどっている。両社は提携関係を深めることで、国際的にも競争力に優れた生産体制を構築していくことにした。 たばこフィルター用アセテート・トウのメーカーは、国内にはダイセルと三菱レイヨンの両社しかない。両社は公取委に独禁法上の判断を求める必要があるとしている。 <分社によって設立される新会社の概要> (1)商号 : 富山フィルタートウ株式会社 (2)本店 ・工場所在地: 富山県富山市 (3)資本金 : 50百万円 (三菱レイヨン100%) (4)従業員数 : 約100名 (5)目的 : たばこフィルター用アセテート・トウの製造 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1344229577.pdf |