2001年01月10日 |
KPCとのナフサのプレミアム交渉がスタートへ |
5日からシンガポールで開催、わが国の石化企業と商社が参加 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:住友化学、丸善石油化学、三菱化学 |
クウェート石油公社(KPC)が今年3月から向こう1年間にわたって供給する石油化学用ナフサのプレミアム価格の交渉が15日からKPCとアジアの石油化学企業ならびに大手商社との間で開始される。交渉の場所はシンガポール。交渉期間は19日までとなる見込み。 わが国からは、三菱化学、丸善石油化学、住友化学工業の石油化学企業3社と大手商社数社が参加する。また、韓国と台湾の石化企業も交渉の場に臨むことになりそう。 クウェートのナフサの昨年3月以降の1年分のプレミアムは、C&F/ジャパンの中値からフレ-トを引いた価格にトン当たり9.5ドルを上乗せするというものであった。また、昨年8月以降1年分のプレミアムは同13ドルとなっている。今回の話し合いでどのていどのところに落ち着くかは簡単には予想できないが、先に決着したサウジアラビアの今年1~6月分のA-180のプレミアムが同19ドルとなっていることから、かなり厳しい交渉になりそうだ。 |