2012年08月07日 |
電気化学工業・第1四半期 減収益、最終利益24億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業が7日発表した2013年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、最終利益が前年同期比35%減の24億円だった。売上高は8%減の822億円、営業利益は21%減の46億円だった。 事業部門別では、スチレンモノマーなど有機系素材事業が苦戦を強いられた。シンガポールのポリスチレン樹脂事業も減収となった。無機系素材事業もセメントが増収となったものの全体としては厳しかった。電子材料事業は球状溶融シリカフィラーや電子包材分野は需要が回復に向かいつつあるが、電子回路基板やLED用蛍光体は減収になった。 堅調に推移したのは機能・加工製品事業で、プラスチック雨どいや農・土木用コルゲート管が販売数量を伸ばした。食品包装用シートなども堅調だった。デンカ生研は関節機能改善剤(高分子ヒアルロン酸製剤)に続いて試薬が販売数量を伸ばし増収となった。 【電気化学工業・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 82,248(△7.7) ◇営業利益 4,609(△21.4) ◇経常利益 3,608(△35.9) ◇当期純利益 2,381(△34.6) ◇1株当たり純利益 4.95円(7.42円) <2013年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 376,000(3.1) ◇営業利益 25,000(20.7) ◇経常利益 23,000(21.1) ◇当期純利益 13,500(19.2) ◇1株当たり純利益 28.01円 ニュースリリース参照 ○決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1344306353.pdf ○決算概要 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1344306353.pdf |