2012年08月07日
JX開発、英領北海キヌール油田の権益取得、ピアース油田と交換
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:JX日鉱日石開発

JX日鉱日石開発は7日、同社100%出資の英国法人(JXNEPUK)が、住友商事の英国法人(Summit)からキヌール油田の権益(6.27%)を取得したと発表した。

対価として、JXNEPUKは、現在保有している英領北海ピアース油田権益(3.75%)を譲渡するほか現金を支払う。

キヌール油田は、生産中のアンドリュー油田(JXNEPUKが権益の11.18%を保有)の近隣に位置する開発中の油田で、アンドリュー油田の生産設備につなぎ込み、2013年中の生産開始を予定している。
 
今回のキヌール油田権益の取得は、アンドリュー油田エリアの一体開発によるシナジー効果の創出と、英領北海におけるJXNEPUKの資産ポートフォリオ強化につながるとしている。