2012年08月08日
カネカの第1四半期、エレクトロニクス事業の欠損縮小
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:カネカ

カネカが8日発表した今年度3月期第1四半期累計(4-6月)連結決算は、化成品の増収増益、エレクトロニクス事業の欠損縮小に伴い売上高は微減、営業利益、経常利益は増益となった。純利益は特別損失の計上から17%減益の18億円だった。

売上高は、化成品、発泡樹脂製品、合成繊維・その他の3セグメントが増収となったが、機能性樹脂、食品、ライフサイエンス、エレクトロニクスの4セグメントが減収だった。

営業利益は化成品、ライフサイエンス、合成繊維・その他の3セグメントが増益となった。エレクトロニクスの損失は10億1800万円から6億5800万円に縮小したものの、機能性樹脂、発泡性樹脂製品、食品の3セグメントが減益となった。

通期予想は変更しない。

【2012年3月期・第1四半期累計(連結)決算】単位:百万円()前年同期比増減率%
◇売上高    117,679(△1.1)
◇営業利益   3,872(6.5)
◇経常利益   3,895(11.6)
◇当期純利益  1,833(△17.1)
◇1株当たり純利益5.44円(6.53円)

<通期(連結)業績.予想>百万円()前期比増減率%
◇売上高     500,000(6.5)
◇営業利益    20,000(52.1)
◇経常利益    18,500(46.2)
◇当期純利益   10,000(85.1)
◇1株当たり純利益29.68円

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1344414161.pdf