2012年08月09日
タカラバイオ、草津に細胞・遺伝子治療用の新拠点建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは9日、滋賀県草津市に細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設を新設すると発表した。同市内に取得済みの4万6,900平方メートルの用地に、鉄筋3階建て延べ床面積約7000平方メートルの新施設を建設する。所要資金は土地代(約30億円)と合わせて総額約70億円。

同社は現在、大津市(滋賀県)の本社と草津事業所、三重県四日市市の3カ所に研究施設を持つが、日本、米国などでの遺伝子治療臨床開発プロジェクトが計画通りに進み、現存施設では遺伝子医療用ベクターの製造能力が不足する。また同ベクターの受託サービスに対するニーズも高まっている。

このため草津市内に4カ所目となる研究開発・製造拠点を建設することにした。完成は2014年3月の予定。

将来は国内各拠点の統合や生産性向上に向けた再配置を検討していく方針である。


【遺伝子治療・細胞医療用の新施設概要】
◇所在地 : 滋賀県草津市
◇延床面積 : 約7,000平米(予定)
◇投資額 : 約40億円(予定、土地代金を含まず)
◇完成時期 : 2014年3月(予定)


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1344493137.pdf