2012年08月22日
トクヤマ、廃石膏ボードのリサイクル会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマは22日、石膏ボードメーカーのチョダウーテ(本社・三重県川越町、平田晴久社長)と共同出資し廃石膏ボードリサイクル会社のトクヤマ・チョダジプサム(本社・三重県川越町、世良田浩二社長)を設立したと発表した。資本金9500万円で出資比率はトクヤマ51%、チョダウーテ49%。

新会社は、年内の工場完成を目指し、来年初めに廃石膏ボードの収集から二水石膏の製造・販売事業を開始する予定である。

トクヤマは、長年の研究開発で蓄積した結晶化技術を応用して、廃石膏ボードの二水石膏を連続反応装置を用いて再結晶化し、一次粒子の大きさが約20μm以上の大型二水石膏を得る、廃石膏ボードのリサイクル技術開発に成功していた。