2012年08月28日
7月の塩ビ管・継手生産・出荷に“回復”の兆し
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩化ビニル菅・継手協会

塩化ビニル管・継手協会が発表した7月の生産、出荷はともに前年同月を上回った。
塩ビ管は昨年11月以来8カ月ぶり、塩ビ管は今年3月以来4カ月のぶりのプラスだった。

「昨年の生産、出荷の動きが大震災の影響で異常だった。4月、5月に生産が増えたが、6、7月にその反動が出た。その意味では一昨年以前の状態と比較したほうが分かりやすいが、最近はやっと元のペースに戻ってきたのではないか。われわれの期待は上下水道管などの公共投資と、被災地の復興事業、個人住宅の着工件数増加の3つだが、いずれも進みそうなところまできている。秋口には数字にも出てくるのではないか」と業界では、ここへきて期待が膨らんできたようだ。

【7月の塩ビ管実績】 単位:トン ( )前年同月比%
◇生産   25,339(116.0)
◇出荷   24,831(123.9)
◇在庫   46,597(98.4)

【7月の塩ビ継手実績】 単位:トン ( )前年同月比%
◇生産   2,658(104.9)
◇出荷   2,584(111.5)
◇在庫   8,481(103.2)