2012年08月28日
JST、復興促進プログラムの新規課題401件採択
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は27日、今年度からスタートする「復興促進プログラム」にかかる新規課題401件の採択を決定し、東日本大震災による被災地の復興に向け具体的な支援を本格的に開始すると発表した。

401件のうち、マッチング促進が56件、復興促進プログラム345件である。マッチング促進は被災地企業や大学などを巡って企業ニーズを発掘し、大学などの技術シーズと結び付ける「マッチングプランナー」が成果の実用化に向けて取り組みものである。

一方、復興促進プログラムは被災地が抱える復興に向けた課題に対応できる大学などの研究開発を広く公募し、被災地の復興に資する技術シーズの開発・実用化の検証を行うものである。

401件を分野別にみると、グリーンイノベーション49件、ライフイノベーション70件、ナノ・材料・ものづくり71件、情報通信技術4件、社会基盤36件、ナチュラルイノベーション67件である。